ボーズくんが、久しぶりに家に来た。
他の用件もあったのだけど、先日、父親に言われたので
卒業証書を持ってきて、バーサンに見せてくれたのだ。
バーサンはちょうど、わたしと、昨日の金八先生をビデオでみているところで、
たまたま卒業式のシーンだったものだから、虚構と現実が重なってしまって
もう、目もうるうる。感涙にむせぶ、と言った状態。
それを、ボーズくんは、憮然と見ている。
「どうしたの」と、わたし。
「国試の発表がまだだろう、喜んでもらってもな」
親はジタバタしたってしょうがない、と思っているけど、
本人は、かなり、ナーバスになっているみたいですね。
他の用件というのが、古いテレビの処分のこと。
数年前、調子が悪くて捨てようかと思っていたテレビを
ボーズくんが自室に持ち込み、ゲーム用に使っていたの。
それを、引っ越しの際においていった。
捨てようと、市役所に問いあわせたら、近所の電気屋に言ってくれ、と。
それでも、いくらかかるか訊いたら、リサイクル料金として2700円だって。
近所の電気屋に電話したら、2800円と、そのうえ運び賃が3500円かかるという。
うわああ〜。ボロテレビを処分するのに、6000円!
見積もりあわせしようと、大型店などに電話したら、
リサイクル料金は同じでも、運賃、手数料などが、かなり違うの。
自分のところで買ったのだと、安いみたい。
また、新しいテレビを買って、そのついでの処分でも安くなるみたい。
で、ボーズくんに電話。新しテレビを買ったはずだから。
日はずれたけど、やはり、買った店で処分してもらうとかなり安くなるみたい。
で、ボーズくんが、その店に、持ち込むために、家に取りに来たのでした。
面倒ではないけれど、いささかややこしいですね。