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イメージをふくらませる

レディースデイだったので映画を観てきた。
「かいじゅうたちのいるところ」字幕版。
吹き替えは、例の加藤清史郎クンがするってんで話題だけどね、
やはり、原語の雰囲気を味わいたかった。
(公式サイトはこちら

「かいじゅう」が、そっくりでおもしろかった。
そっくりといっても、絵本の原画にそっくりというより
キャラクターとして本屋なんかで売っている縫いぐるみにそっくり。(笑)

あの絵本、覚えるほど読まされてきたから、
どんなふうに映画化されるのかな、って
興味半分、おそれ(笑)半分……

絵本を素材にして、監督さんの解釈で……という感じかな。
逆に言うと、
『マルコヴィッチの穴』のスパイク・ジョーンズは、
あのシンプルな絵本からこういう発想をするのか〜、という感じ。
こんなふうに、イメージをふくらませたのか〜、って。

よく、優れた本はさまざまな解釈ができる、と聞きます。
同じ一つの絵本でも、読む人によって広がるイメージはさまざま。
それでいいんだよね。
それがいいんだよね。


追記:
言葉にできないほどの、感情というのを、わすれてた。
大人になって、とくに介護がはじまってからは
感情を抑えることばかり身に付けてしまい
ほとばしる怒りなど、体で表現することをしなくなっていた自分に気付かされた。


追記:2
映画のテロップの最後に、字幕の訳者とならんで、
「かんしゅう じんぐうてるお」とあったのが面白かった。
by hidaneko | 2010-01-22 14:37 | Trackback | Comments(0)


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