華氏451度?

月刊「たくさんのふしぎ」、今月号発売のを発売停止にしたという。
こちら
喫煙描写で児童誌を販売中止に 福音館書店
 福音館書店は30日までに、児童向け月刊誌「たくさんのふしぎ」の10年2月号「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」を販売中止にしたとHPで明らかにした。「喫煙シーンが頻繁に描かれている」などの指摘を受けたためという。おじいちゃんが発明した機械で孫が江戸時代をのぞく内容で、たばこ好きのおじいちゃんが喫煙しながら孫たちと同席している場面が複数描かれていた。「配慮に欠けた」と謝罪している。

はあ?と思ってしまった。
その雑誌なら、毎月とっている。
今月の(2010年2月号)だって、
昔のことを語る表現方法としてこういうやり方もあったか、
(現代からのぞきカラクリで江戸時代のご先祖様の生活を見る)
と思ったけれど、とくに喫煙場面が気になることはなかった。

わたし、禁煙してから、
タバコもタバコを吸う人も、大嫌いになったけどね。
でも、今回のことで雑誌を見直してみて、江戸時代の生活で、
「酒手をはずむ」とか「たばこ代につかわせてもらう」
というのは一般的なことだし、
現代のおじいちゃんがパイプをくゆらすのも、
そう目くじらを立てることないと思うよ。

枝葉末節にこだわり、全体を見ない・・・、
福音館書店は手堅い児童書出版社、編集には気を配っているはず。
内部でチェックして通ったものを、販売停止にするって
外部からどのようなことを言われたのやら。


福音館書店「たくさんのふしぎ」
 1冊1テーマ、科学、生活、歴史…あらゆるテーマを常識やぶりの新鮮な切り口でとらえ、じっくり掘り下げます。文も絵も写真も第一級の作者が全力投球。毎号、読者参加の「ふしぎ新聞」(4〜8頁)つき。さらに、年3回、保存版の付録「1枚絵」がつきます。
「たくさんのふしぎ」2010年2月号には内容に不適切な点がありましたので、販売を中止しました。すでにお買い求めの方は、お手数ですが小社宛に着払いでご送付ください。詳細はトップページのお知らせよりご覧ください。また、現在「たくさんのふしぎ」の定期購読をお申込みの方は、3月号(2月初旬配本)からのお届けになりますので、ご了承ください。




【原文はこちら

「たくさんのふしぎ」2010年2月号
『おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり』についてのおしらせ

 このたび、読者の方より、月刊「たくさんのふしぎ」2010年2月号『おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり』に喫煙シーンが頻繁に描かれており、本文にもタバコを礼賛する内容が記載され、WHOタバコ規制枠組み条約に違反する、また日本たばこ産業株式会社の関与が疑われる、とのご指摘をいただきました。
 弊社としましては、この問題を重く受け止め、以下の対応をいたします。

 『おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり』は、主人公のおじいちゃんがタバコ好きという設定になっており、おじいちゃんがパイプをくわえ喫煙したまま孫たちと同席している場面も複数描かれています。これは、過去と現在をわかりやすい形で関係づける小道具として使用したものであり、喫煙を推奨したり、子どもたちの受動喫煙を肯定したりする編集意図はまったくありませんでした。しかしながら、喫煙による健康被害と受動喫煙の害についての認識が足りず、このような表現をとってしまったことは、子どもの本の出版社として配慮に欠けるものでした。深くお詫び申し上げます。

 つきましては、「たくさんのふしぎ」2010年2月号『おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり』の販売を中止いたします。また、すでにお手元に届きました同誌については、下記宛にご送付ください。別途ご案内申し上げます。

 なお、巻末にある「協力」は、江戸時代の風俗に詳しい研究者個人として時代考証をお願いしたものです。「たばこと塩の博物館」やその運営母体である日本たばこ産業株式会社と、この作品の企画意図との間には、一切関係はございません。

 子どもの文化に関わる出版社として、今後は、子どもたちの未来と、その未来をとりまく環境にいっそう配慮してまいります。

2009年12月28日
株式会社 福音館書店
代表取締役社長 塚田和敏
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by hidaneko | 2009-12-31 01:35 | うきよ | Trackback | Comments(2)
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Commented by g-san1101 at 2009-12-31 12:22
『ちびくろさんぼ』以来、作品を純粋に読まないところから何かがあって、作品が否定されることがあるということでしょうか。
認める範囲が狭くなるほど行き難くなりますね。

この1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
Commented by hidaneko at 2009-12-31 18:24
>g-sanさん

一冊の本でも、人によって感じ方受け取りかたはさまざまですね。
さまざまな意見を言うのもいいし、認めあっていけたらいいですね。

今年もコメントをありがとうございました。
来年もよろしくおねがいいたします。


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