朝、帰ってきたGサンにモグのODのことを話そうとしたんだ。
「沢山まとめて飲んじゃって・・・」とまで話したら
ぼそっと「何で飲んだんだ?」とのご下問。
「それでどうたった? 大丈夫か」と、
ふつう、聞くと思うのだけれど・・・
「わからないけど、たぶん、白斑の診断結果で、かなりつらい状態で
ずっと、眠れないでいたから、眠りたかったのだとおもう・・・」と、わたし。
(前の日、隣町の皮膚科に白斑のことで受診すると伝えてあったのだけれど
その結果についても、帰宅後、Gサンからは聞いてこなかったっけ)
Gサンは、いきなり、台所で水音高く洗い物をはじめた。
わたしが朝食の支度につかった、お鍋やざるなど、そのままだったのだけど。
♪今、それ、どうしても洗わなきゃならないの?♪
娘のODに気がついて、すぐクリニックに電話したけど休診だったこととか
調剤薬局に電話して相談したとか、
薬局からM内科に電話で相談されたとか、
救急車を呼んで胃洗浄してもらったほうがいいと言われたとか
そのあとのもろもろ、・・・・話せなくなった。
洗い物を続けるかたくなな背中にむかい、
それでも、救急車を呼べと言われたところまで話し、
でもモグは、声を掛けたら答えたし、大丈夫そうだったから様子を見ていた
・・・とだけ話した。
こちらの動顛したこととか、不安とかは、言わなかった。言えなかった。
もし「おまえも、ひとりで大変だったね。無事でよかった」とねぎらいの一つもあれば、
わたしも、ずっと気が楽になっただろうに・・・・
Gサンは、自分の受けたショック(娘のODの話)だけを抱え込み
自室に閉じこもってしまった。
夜勤明けでつかれていたのだろうけれど、ねえ。