ずっと以前のことかと思ってた。
もう、今ではないと思ってた。それが、まだあるんだって。
近所の、これも在宅介護をしている人との立ち話・・・・
ひとりで食べられないお年寄りに、ごはんも、おかずも、おしるも混ぜて、
その上に、薬までのっけて、ぐちゃぐちゃのをスプーンで食べさせるんだって。
温かいのでもいやじゃない。それが、冷えたのを、よ。
看護師がぐるっと見て回ってきて、
まだ食べられない年寄りにそうするから、とっくに冷えているの。
いやがって食べないと、むりやり、クチを開けさせてつっこむんだって。
・・・・・ずっと以前、某板にもかかれていたけど、
わたし、一部の、遠いところの話だと思ってた。
そういったら、話し手は市内の某恩賜病院と、私立病院の名前をあげた。
「○○病院だって、△△だってやってるよ。お見舞いにいって、見たんだもん。
ひとりで食べられる人はいいの。食べられない人が悲惨。
付き添いが必ずいなくちゃならないんだって。三度三度、食事時に行くんだって。
完全看護なんて嘘だよ」
これは介護施設じゃなくて、病院の話しだけど・・・・
たまたま、必要にせまられて、某PT(理学療法士)さんの介護の本を開いたら、
やはり冒頭に、施設での似た行為のことが書いてあって・・・・・
職員の数や予算の問題じゃなくて、お年寄りをどうあつかうか、意識も大きいと。
これはすこし以前の本だし、全国的に、職員の意識も改善されていると思ったのに、
年月たっても、変わらない所もあるんだな、と、暗澹たる気持ちになってしまった。
うちのバーサンなんて、食事に三十分以上、へたすると小一時間かかるから
そんなところへ入院したら、ぐちゃぐちゃつっこまれ組だろうなあ。
しかも○○病院は、10年ほど前、バーサンも入院したことのあるところ。
介護は必要ない元気な時だったけど、
腹痛で入院、ポータブルトイレを使用したバーサンに
汚物の始末は自分で便所へもっていってするように言ったところだった。
新しいく、大きくきれいな病院を建てたけど、中身は、かわらないんだなあ。
でもね・・・・・
こんな所ばかりじゃないんですよ。
口直しにご紹介。
わたしの大切な友だちがやっているところ。
http://www2.mahoroba.ne.jp/~lsupport/
「デイサービス」や「イベント」のところを見てね。
すてきなお年寄りの笑顔が見られます